落ち葉焚き2011
本日の山中湖:最低−5℃、最高4℃、晴れのち曇り
毎年恒例の落ち葉焚きが今年も事務所前の林内で行われました。
今年は、東京から助っ人来てもらいました。
「一年の雑念を焼き払う」と気合十分です。
いつもくすぶってなかなかはかどらないのが悩みの種でしたが、
今年は、最初に大量の落ち枝を燃やしてから落ち葉投入という作戦で
作業効率アップを図りました。
十分な燠火ができると、それが熱源となり、また、枝と枝の隙間が多くて
空気も入りやすいと考えられます。
この作戦が功を奏したのか、今年はどんどん落ち葉を載せて、どんどん燃やしていく
ことができました。
おまけに、気になっていた林内の野積みの落ち枝も片づけられました。
林内はすっきりと見違えるようにきれいになりました。
事務所脇のファイヤーサークルでも、無縁炭化器を使って、林内の落ち枝を
燃やし、大量の熾火を作っておき、ここを昼食会場としました。
何が入っているかはお楽しみ、の闇ホイル焼き、焼き芋などをして
森のエネルギーを感じながら、おなか一杯昼食を楽しみました。
お腹一杯と言いながらもデザートの焼リンゴは別腹だったようです。
ほっと一息
本日の山中湖:最低-2℃、最高7℃、晴れ
冷え込みの弱い朝となりました。
12月も半ばを過ぎ、年末が押し迫る慌ただしい毎日。
森のそばにいることすら忘れてしまいがちですが、
そんな時こそ、森の中へ目を向けるようにしています。
「チュルル」「ジュルル」とエナガがわいわいとやってきました。
繭(まゆ)に長いしっぽを付けたような、
羽はふわふわ、冬の装いで一層ふっくら、ころころです。
キュートな小鳥ですから、ファンもきっと多いでしょう。
実に軽々と、細い枝にぶら下がり、飛び移っていきます。
全長14cm、体重6〜8g(平凡社「日本動物大百科」)。
軽すぎてちょっと想像が難しいですね。
生き物たちの様々な様子を眺めることは楽しいもの。
たとえ慌ただしく賑やかであっても、
心は穏やかになっていくのですから不思議です。
新潟からの来客
本日の山中湖:最低-6℃、最高:12℃、快晴
昨日・昨日と、新潟から来客がありました。
来客は「癒しの森プロジェクト」にご支援をくださっている財団で、
財団所有林の管理を行っている職員さんです。
1年ほど前から、人々が多く訪れるような森づくりに取り組んでいる
とのことで、当研究所と多くの共通の課題を持っています。
6月にはこちら側が財団の森を訪問させていただきましたが、今回はこちらに
来ていただき、情報交換や意見交換をしようということになったわけです。
昨日は、もはや当研究所のお家芸(?)となったロープウインチの作業体験
をしてもらいました。
本日は、間伐材の使い道などに着目しながら、林内を一通り散策し、
その後、GPSとフリーソフトを用いた簡易マップの作り方を演習しました。
今朝は、ちょっと早起きをして、近くの展望スポットに足を延ばし、
朝焼けを反射した「紅富士」を鑑賞しました。
輝く月、山中湖の朝もや、その向こうに浮かぶ南アルプスの山々が
得も言われぬ演出をしてくれました。