木タイル式看板「絵タイル」製作サンプル

研究所内で倒れたカラマツの材を利用した20cmX20cmの木タイルを張り合わせた看板製作に取り組んでいます。組織の名称が変わったため、今までの看板の上に木タイルを敷き詰めて貼付けて新しい看板にすることを計画しています。
多くの方々に協力頂いて、タイルのひとつひとつを手作りし、それらを集めて一つの看板にするつもりです。
タイルには看板の文字が入る「文字タイル」と自由な絵などを描く「絵タイル」の2種類あります。今回、「絵タイル」製作についてサンプルの製作を行いました。
職員一同初めて挑戦する作業で、そもそも木工の知識もなく、手探りで取り組んでいます。今回の「絵タイル」の製作方法についても、Webで検索したりして情報をあつめて、見よう見まねでやってみたものです。

製材した最初の状態です。

まずはサンドペーパー(#320)で良く磨きました。
次に、絵の具ののりが良いようにシーラーというものを塗りました。「ワシン ラッカー サンディングシーラー」700円ぐらい

シーラーが乾いたら、鉛筆で絵を下書き。研究所周辺でたくさん見られるマメザクラを選びました。鉛筆は表面を傷つけないよう柔らかい6Bを使いました。

彫る部分を絵の具で描きました。

彫刻刀(丸刀3mm)で輪郭を彫りました。彫り終わったらはみ出した絵の具をサンドペーパー(#320)で消しました。

使った彫刻刀は木彫り用6,300円ですが、学校などでつかう版画用でもなんとかなりそうです。

いよいよ色塗りです。アクリル絵の具(ポスターカラー)をあまり水でとかないで塗りました。1度塗って乾かしてから2度塗りしました。

彫ったところにはみ出した絵の具をもう一度彫刻刀で彫って消しました。最初は彫った部分にも色を塗ろうと思っていたのですが、塗らない方がいいかな、と気が変わったのです。

とりあえず、色塗り完成! あとは、良く乾かしてから、全面を透明のウレタンニスでコーティングする予定です。

色塗りは、こんなペンタイプのポスカでも良いと思います。

上塗りできたら、またレポートします。
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