H21年度技術職員等試験研究・研修会議

11月4-5日にH21年度技術職員等試験研究・研修会議が
山中寮を会場に富士演習林で開催されました。
この研修会議は、技術職員が行っている様々な業務について
各演習林から数名ずつ報告する場で今回25回目の開催でした。
蓄積されたデータの取りまとめ、業務のマニュアル作成など
内容は様々です。

富士演習林からは『景観施業のための枝条と枯損木の積み方に関する一考察』
というタイトルで、林内で枯れた木や枝をどのように片付けたらよいのか
いくつかのモデルについてメリット・デメリットを挙げ考察した結果を
発表しました。



演習林は全国各地に点在しているため、初めて富士演習林を訪れた職員も多く、
2日目は林内を回りサンプルとして積んだ枯損木などを見てもらいました。
通常の林業的な管理ではなく、公園的とでもいいましょうか、
景観に配慮し管理された森林に、同じ演習林の職員がどのような印象を持ったのか
気になるところです。

発表内容については昨年度分まですでに演習林のHPで公開されています。
http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/publish/gikan.html