ロープウインチのモニター作業

本日の山中湖:最低0℃、最高18℃、快晴
山中湖では霜が降りる朝が続き、晩秋を感じさせます。

本日は、「癒しの森プロジェクト」の一環として、ロープウィンチ
のモニター作業が行われました。
「癒しの森プロジェクト」では、森林内での作業に興味を持つ方々が、
楽しみながら森林整備作業を実施し、そのことにより癒しの森が作り
あげられていくことを想定しています。
ところが、森林で作業をしたい人が、森林での作業経験が豊富であるとは
限りません。
そこで、安全で簡単な技術が求められるのですが、この研究所で着目
しているのがロープウィンチです。
本日は、村内および秩父演のサポーターからモニターとして9名の方に
作業を体験してもらいました。
モニターの皆さんには、まず林内の邪魔な下層木を、ノコギリを
使って伐倒してもらいました。

次に、倒した木をロープウィンチを使って車道わきまで
引き出してもらいました。

最初は単純に引き出すだけの作業でしたが、みなさん同士で話し合って
方向転換を含む作業など、少しずつ複雑な作業にも取り組まれている様子が
印象的でした。

昼食は、作業したくださったみなさんへのご褒美(?)の焚き火料理です。
ペレットストーブや薪ストーブなどもフル稼働して、ピザ、焼きソーセージ、
カボチャの丸焼き、釜炊きご飯など、焚き火料理オンパレードとなりました。

モニターの皆さんには、作業体験をしてみて、労力的にきつくなかったか、
技術的に難しくなかったか、作業の楽しみはどうだったか、アンケートに
答えてもらいました。
後日、森林作業の経験によって、感じ方がどう違うのかなど、検討していく予定です。